(原題: 父と暮せば) 井上ひさし作 ロジャー・パルヴァース訳
“あんときの広島では死ぬるんが自然で、生きのこるんが不自然なことやったんじゃ... うちが生きとるんはおかしい”
原爆が市を破壊してから3年後、図書館に勤める美津江は生き残ってしまった罪の意識に苛まれている。
ある日、仕事を終えて家に戻ってみると、心配していた父親の竹造が家にひょっこり帰っていた。
竹造は、亡霊のようにまとわりつく罪の意識から美津江を救うことができるのか?
原爆が人びとの上に落とされたあとに、愛と生きることと幸せを探し求めるThe Face of Jizoは戦後の日本演劇を代表する名作。
リン・ガードナー/ガーディアン紙
● 美津江の悲しい物語には、誰もが心を動かされずにはいられない。
サム・マーロウ/タイムズ紙
● 井上ひさしの戯曲は、一度も英語で上演されたことはなかった。一座とアコラシアターは、それをロンドンで発表するという業績をあげた。
● 伊川東吾の繊細な演出は非常に魅力的である。
● 入口衛の折り紙のようなセットは、恐ろしい人為的な破壊の力の中にある人の命の儚さをより強調してみせる。
キャロライン・マクギン/タイムアウト
● 桜典子は内面性や感受性を美津江に、楠原映二はその父親に思いやりを描き出した。
ハワード・ロクストン/ブリティッシュシアターガイド
● 楠原映二は献身的な父親の繊細な優しさを、その面白さを失う事なく表現してみせた。桜典子は魅力的である。彼女の明るい笑顔にかしこまった振る舞いが入り込んだ時、観客は美津江の心の中を見ることになり、美津江の恐怖は、熟練した桜典子の抑制的演技により伝えられる。
2007年10月23日-11月10日
Arcola Theatre [studio2]
| Team: | |
| 演出 | 伊川 東吾 |
| 音楽 | 深町 純 |
| 美術 | |
| 照明 | ジェイソン・カーク |
| 衣装 | 和井内 京子 |
| 小道具 | 乘嶺 雅寛 |
| 音響 | 向井 孝綱 |
| Cast: | 楠原 映二 |
| 桜 典子 |


